李桂栄(イ・ジュヨン) 国会副議長 (National Assembly)
李桂栄(イ・ジュヨン) 国会副議長 (National Assembly)
私は韓国において国会副議長を務めております。 私は非常に長いスピーチを用意しましたが、私の後にも多くの演説者の方が待っています。 それゆえ、私の祝辞を30分以内に伝えるようにしようと思います。
尊敬する各国首脳及び内外貴賓の皆様、ようこそお越しくださいました。
大韓民国国会副議長のイ・ジュヨン副議長です。 共生共栄共義を通じた世界平和の実現と韓半島平和統一というテーマで開かれる今回のワールドサミット2020を大韓民国で開催することになり、大変意味深く思いながら、大韓民国の国民を代表し、また国会副議長として、皆さんを心から歓迎いたします。
特に、今日この席には100余りの国における前・現職首脳150人と国会議長の皆様、国会議員500人余りなど全世界の政治、経済、宗教、言論、学術文化を代表する6000人余りの貴賓の皆様がともにしています。 我々全員の念願である恒久的な世界平和と、特別に韓半島の平和のため、この貴重な席をご用意してくださったUPF創設者であられる韓鶴子総裁、そして世界日報の鄭熙澤(チョン・ヒテク)社長をはじめ、関係者の皆様に深く感謝申し上げます。 昨年一年間だけでも世界平和と韓半島統一に向けて全世界的に9番目の大陸および国家単位のサミットを開催したと聞きました。 このような平和への精誠が今日のこの貴重な場につながったと思います。 改めてお祝い申し上げます。
尊敬する各国の首脳、国内外の貴賓の皆様、今日の世界は科学文明と先端産業の発達により、スマートフォンさえあれば全世界のニュースをすぐに知ることができ、世界のどこに住んでいてもリアルタイムで情報をやり取りすることができます。 スマートフォンを基盤とする4次産業革命の発展は、自律走行車やドローンなど、より便利な世界を予告しています。 しかし、他方ではこのような先端技術が人類に災いをもたらす殺傷兵器をさらに高度化させています。 人類に有用なコミュニケーションの道具が作られたとはいえ、私たちは依然として人種と宗教、理念と文化の壁から抜け出せていません。 今この時間にも世界のあちこちで紛争が続いている現実です。
皆様、長い歴史を通して得られる重要な教訓は、人間は依然として不足であり、限界があるということです。 そのような点で私たちはお互いを尊重する土台の上で共に生きる努力を傾けなければなりません。 このような観点から見ると、皆様が展開してきた平和運動は、政治指導者だけでなく宗教指導者も集まって世界平和を模索してきたという点で、高い評価を受けて当然です。 平和を愛する各国の首脳と指導者の皆様、ここから20分だけ行けば韓国と北朝鮮が向い合せる軍事境界線があります。 国際冷戦体制は代替されたとはいえ、依然として韓半島では冷戦が続いています。
韓半島の平和が実現するためには、全世界の関心と支持が必要です。 特に、今回のワールドサミットに出席した世界の首脳の指導者の皆様が、このような趣旨に共感し、共に力を合わせていただければ、韓半島の平和を開く大切な動力になると固く信じています。
大韓民国を訪問されたすべての貴賓の方々にもう一度感謝申し上げ、今回の2020ワールドサミットが大きな成果を成し遂げることができるように祈願します。 誠にありがとうございました。