元コスタリカ大統領のオスカル・アリアス閣下
ノーベル平和賞受賞者で元コスタリカ大統領のオスカル・アリアス閣下
ノーベル平和賞受賞者で元コスタリカ大統領のオスカル・アリアス閣下は、開会総会で次のような論旨を展開した。世界中の貧しい国々の多くを構成している小さな国々は、必要なものをすべて生産することができないので、貿易をする必要がある。しかし、世界の工業化された国々は、自国の農民に対する農業補助に毎年4000億ドル近くを費やしており、それが貧しい国々からの農産物が入るのを妨げる役割をしている。彼は、開発途上国が先進国から必要としているのは、「自由かつ責任ある貿易である。…北アメリカとヨーロッパに最高の利益をもたらすのは、ラテン・アメリカ、アジア、アフリカの貧しい国々の経済成長を促進することである。…貧しい国々が自国の製品を輸出できるようにならない限り、彼らは自国民を流出し続けるであろう。」