アセンブリ2000
@「アセンブリ2000」をニューヨーク国連本部で開催
2000年総会「国連の刷新と平和の文化建設」
「2000年総会:国連の刷新と平和の文化建設」は、ニューヨークの国連本部およびウォルドルフ・アストリア・ホテルにおいて、8月17日から19日にかけて行われた。世界平和超宗教超国家連合(IIFWP)によって主催されたこの会議には、100ヶ国以上から集まった、元国家元首および政府首脳、宗教指導者および議会議員、学術、ビジネス、および言論界の指導者を含む高位の人々が参加した。会議の議長は、インドネシア共和国の常任国連大使であるマカリム・ウィビソノ閣下が務め、インドネシア、モンゴル、ウガンダの国連大使によって共催された。
2000年総会は、国連の歴史における重要な出来事である、世界の指導者たちのミレニアム・サミット、国連ミレニアム総会、そしてそれに先立つ宗教および精神世界の指導者たちのミレニアム世界平和サミットが行なわれる直前に開催された。これらの集まりに対する準備として、コフィ・アナン事務総長は自らのミレニアム・レポート「われわれ諸国民:21世紀における国連の役割」を発行した。その中で彼は、貧窮や恐怖がなく、健全で健康な環境を受け継ぐことのできる世界についての夢を描写した。彼は、今こそ「21世紀に生きる人々の生活に現実的で測定可能な違いをもたらすことができるように、国連を作り直す」絶好の機会であると強調した。事務総長の夢に溢れた発言に刺激され、また今年が平和の文化のための国際年であることに留意し、2000年総会は世界の宗教的・政治的指導者たちに対し、平和の文化を創り出す最善の方法についての実際的な提案と結論を伝えようと試みた。