第24回「科学の統一に関する国際会議」ICUS・ソウル
第24回「科学の統一に関する国際会議」開会式(2018年陽暦2月23日)
韓国・ソウル
ICUSは2000年(第22回)いったん中断。
2017年に再開。(第23回)
2018年には第24回を迎えました。
全ての問題は神様を正しく知ることで解決
天一国6年天暦1月8日(2018年陽暦2/23)午前9時から、韓国・ソウル市内のホテルに韓鶴子総裁(真のお母様)をお迎えして、第24回「科学の統一に関する国際会議(ICUS)」の開会式が行われました。同会議は「地球環境の危機と科学的解決策」のテーマで2日間開催。開会式には全世界の科学者約50人が参加し、韓総裁の創設者メッセージに耳を傾けました。
■二世科学者を特別に集めて激励された韓総裁
米国のサイエンスライター、グレン・ストレイト氏が司会を担当し、午前9時、韓鶴子総裁が文善進世界会長ご夫妻、文姸娥・世界平和女性連合世界会長、文薫淑・ユニバーサル文化財団理事長と共にご入場。朱東文(チュ・ドンムン)ICUS議長が歓迎の辞を述べ、参加者代表が韓総裁に花束と贈り物を贈呈しました。
韓総裁は約20分にわたって創設者メッセージ(後述)を語られたあと、同階の別室に移動され、科学系分野で活躍する二世科学者約20人を特別に招集。自己紹介を聞かれるとともに、激励のみ言を語られました。
国際会議では、「地球の健康と回復」「持続可能な未来に向かって」「資源がもつ全ての価値の実現」の3つのセッションがもたれ、各分野の専門家の発表と活発な討議が行われました。
第24回ICUSの開会式で創設者メッセージを語られる韓鶴子総裁
韓鶴子総裁の創設者メッセージ(要旨)
■真の父母として人類を抱こうとされた神様
私は世界の指導者や(世界平和統一)家庭連合の会員たちに「神様を正しく知らなければならない」と言っています。世の中の全ての問題を解決し得る道は、宇宙の根本であられる神様を正しく知るところにあるからです。
また、創造主・神様を家庭と国、世界に迎えて生きることができる平和な地上天国を、どのように成すのか説明しています。今日、世界は文明と科学の発達によって豊かさを感じるようになりました。その一方で、それによって未来への希望が抱けなくなっている面もあるのです。
天地万物の創造において、神様は鉱物世界から植物世界、動物世界、人間世界に至るまで、プラスとマイナス、オシベとメシベ、オスとメス、男性と女性の、両性(陽陰の二性性相)で創造されました。ですから神様の本質は、「父なる神様」だけではない「父と母なる神様」です。
神様は人間に、完成に向かうための成長期間を下さいました。ところが人間始祖アダムとエバは成長過程で神様と一つになることができず、自分を顧みるようになりました。そうして「私も神様のようになることができる」という欲心が生じたのです。
人間が責任を果たすことができず、神様と関係のない堕落世界となりましたが、人間の本心は天に帰りたいのです。それで世界的に四大宗教が現れました。しかし、その宗教も神様を知りません。
神様は、見える神様、人類の先祖となる真の父母として現れ、人類を抱くことを願われました。それが神様の夢でした。その夢を成就するために、創造原則によって人間は協助しなければなりません。
万物世界は創造原則に従ってよく循環していますが、自然界は無知な人間によって破壊されています。神様はただ〝待つ〟ということができず、新しい人間始祖、堕落しないで勝利し得るメシヤ、真の父母を探してこられました。それがキリスト教で言う「メシヤ思想」です。
堕落した人間は、神様の前に出ていくことができません。メシヤによって重生復活し、もう一度生まれなければ、神様の息子、娘になれません。
それゆえ、天の摂理は孤独で悲惨な蕩減復帰摂理歴史を経るしかありませんでした。その歳月が6000年です。どれほど難しい道であれば、6000年という時間がかかるのでしょうか。誰も、宗教的な内面を説明することはできません。
天は韓国でご自身の独り子と独り娘を探し出し、真の父母の位置に立てるように祝福されました。真の父母を通して生まれ変わった祝福家庭たちによって(天の)環境は広がっています。私は世界75億人類の前に「真の父母を知らせる摂理が活発に進むべきだ」と言いたいのです。
■科学者の努力が新しい時代と歴史を展開
現実を見れば、宗教紛争、人種紛争、領土紛争、思想紛争など、世界は一つになり得ない道を進んでいます。約200の国と地域が国連に加入しましたが、皆、自国の利益を先に考えるがゆえに一つになれません。人類が失った真の父母に出会う道にしか、解答はありません。
真の父母の前では世界の全ての国々が兄弟です。神様の息子、娘になります。その方が「このような問題は、このように解決すべきではないか」と言う時、世界の全ての人々は子女の立場で、「そうです。その答えを私たちは待っていました」と言うことができなければなりません。
数年前まで、公害がこれほど深刻だと分かりませんでした。この国(韓国)だけでなく、全世界が気候温暖化の被害を受けています。科学文明の発達で地球はバランスを失いました。破壊の力が大きくなることに偏って使われています。これでは人類や地球の未来はありません。
神様が夢をもち、美しい地球星を創造して人間を中心に立てられたのに、人間によって地球が壊され、神様の夢を無にしてはいけません。それゆえ、私は世界的にすべきことが多いです。
私は独り娘、宇宙の母です。父母として、過っていることを傍観できません。私が地上にいる間に、神様が創造された健康な地球、健康な人類となれるように希望を与えたいのです。
皆さんの苦労と努力が、未来の人類の希望、万物世界の喜びとなり、創造主・神様の前に喜びと歓喜と栄光をお返しするようになるでしょう。その努力が新しい時代、新しい歴史を展開するのだと肝に銘じ、積極的に協助してくださるようにお願いします。