「解放解怨式」奴隷貿易の拠点セネガル・ゴレ島
韓鶴子総裁は、ダカール港から船に乗られ、15世紀から19世紀にかけて奴隷貿易の拠点だった「ゴレ島」を訪問。
アフリカの悲劇の歴史をたどりながら、その地を通過していったアフリカの若者たちの“恨”を解くため、「アフリカ解放解怨式」を行われました。
解放解怨式では、ゴレ島のアウグスティン・サンゴール市長による歓迎の辞のあと、「ゴレ島の『帰らずの扉』「ハウス・オブ・スレイブ」の「帰らずの門」(ひとたびくぐると二度と戻れないことから名付けられた)と、復帰されたエデンの園の『情心苑』を直線高速道路で連結してくださり、永遠の解怨の日を迎えることができるようにして下さい」と訴えました。
韓鶴子総裁の祈祷
敬愛する天の父母様!
堕落した人類をもう一度探してこられた天のご苦労と苦痛がありました。
しかし、あなたは必ず創造理想を完結されなければなりませんでした。
天の父母様、どれだけ多くの日々をあなたの息子娘を探すために苦労され、恨(ハン)の多い路程の中で、無知な人間たちのゆえに何度も心を痛めてこられた歴史であることを私たちは知っています。
天の父母様、しかし、あなたは最後まで私たちをお見捨てになりませんでした。
そして、あれほどまでに願われた、この地で勝利した真の父母を探し出されました。
世界万民が真の父母によって生まれ変わるとき、天の父母様が「私の息子よ、娘よ」と抱かれることのできる喜びと歓喜のひと日が来るということを私たちは知っています。
天の父母様!きょう、ここに真の父母、真の母、独り娘が来ました。
天の摂理の完成のためにイエス様を送って下さいましたが、イエス様を十字架に追い込むしかなかった彼らを抱かれ、「また来る!」と言われたイエス様の路程があり、聖霊の役事で復活され、キリスト教文化圏が出てきました。
しかし、あなたの深いみ旨とイエス様の本質を知らないキリスト教文化圏はアフリカのゴレ島に悲痛な歴史を残しました。
「自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ」と言われたイエス様のみ言はどこかに行ってしまい、キリスト教文化圏からここアフリカまで来た宣教師たちは、その本質を失ってしまい、皮膚の色が違うからと人間扱いしなかった歴史がありました。
恨の多き歳月を500年余り耐えて待ってきたアフリカの民たちを記憶して下さい。
愛する天の父母様! きょう、真の父母の名で今まで恨を持っていたゴレ島の霊たちを解怨成就し、天の父母様が主管される天上の修練を通して、善霊として復活できるようにして下さい。
そして、地上の子孫たちのところに行き、天の父母様を中心とした人類一家族の夢を成すことのできるアフリカとなり、世界の前に光となり灯火となれるようにして下さい。
これ以上の葛藤と苦痛と戦争のない天の父母様を中心とした、和合と統一の世界を成すために積極的に協助してくれることを願いながら、真の父母の名で解怨成就いたします。アーヂュ!
セネガル・ゴレ島 「ハウス・オブ・スレイブ(奴隷の家)」
「韓鶴子 真のお母様」と刻まれたネームプレートの除幕式が行われ、サンゴール市長が真のお母様に名誉市民賞を奉呈しました。