神ヨーロッパ希望前進大会Peace Starts With Me Vienna 2018
2018年4月29日オーストリア・ウィーン
神ヨーロッパ希望前進大会
Peace Starts With Me Vienna 2018
2018年4月29日
オーストリア・ウィーン
真の父母の名を掲げて世界に救いを
2018年陽暦4月29日、オーストリア共和国の首都ウィーンのコンベンションセンター「ヴィエナ・シュターレ」に真のお母様をお迎えして、神ヨーロッパ希望前進大会「Peace Starts With Me (平和は私から始まる)Vienna 2018」が開催され、60か国から約1万人が参加しました。その前日(28日)には、同市内で「共生と共栄に向けて・宗教指導者と国会議員の役割」をテーマとする「国際指導者会議」(主催・UPF)が始まり、ヨーロッパおよび中東の「超宗教平和開発協会(IAPD)」を創設。同会議の出席者約120人(ヨーロッパ、中東、北アフリカをはじめ、45か国から集った国会議員、宗教指導者、女性指導者、青年指導者ら)も大会に同参しました。
■1万人が平和の実現に向けて語り合う
午後3時に大会は開幕。初めに「ロングフィールド・ゴスペル・クワイア」が、昨年7月15日の「マディソン・スクエア・ガーデン大会」を彷彿させる見事なゴスペルを披露。会場がこれに手拍子で応え、大会を盛り上げました。
主催者を代表して神ヨーロッパ圏域のマイケル・バルコム総会長が挨拶に立ち、「1人が『平和は私から始まる』と言えば、それが始まりです。10人、100人になり、1万人が一堂に会して、そのように言えばどうなるでしょうか? さあ、立ち上がり、皆さんの周りの5人に『平和は私から始まる』と言って握手してください。人類は長い間、平和を夢見てきましたが、神様も何千年にわたって夢見てこられたのです。その夢がかなう時がようやく来ました!」と呼びかけました。
ハンガリーの影絵パフォーマンス集団「アトラクション」が、結婚、子供の誕生、戦争、死などのシーンを影絵で描写して聴衆を魅了。マルタ共和国の首都バレッタから来た「スパーク」のダンス、シリア正教会のエマニュエル・アイディーン博士の祝祷、米国のセイコ・リーさんと、アルバニア共和国のカストリオット・トゥーシャさんの美しい歌声の披露が続きました。
その後、「平和は私から始まる」をテーマとした〝青年の主張〟映像(前日、同施設に900人以上の若者が集って行われた「国際青年集会」で撮影)を視聴し、隣の人と「なぜ平和が私から始まるのか」について意見交換しました。
■オーストリアの元国防大臣がお母様を証す
真のお母様のご生涯を紹介する映像の上映後、オーストリアの元国防大臣、ヴェルナー・ファスラベント氏が登壇。「10年間、国防に携わった経験から言えるのは、平和の創出は大変なのに、それを脅かすのは簡単だということです。
私は東ヨーロッパ、バルカン諸国、中東、アフリカの危機を通して、人々の心の中に平和を取り戻さなければ、真の平和は訪れないと学びました。平和は、政治家や軍人、外交官の決断によってもたらされるのではありません。国民1人1人が、平和への貢献について学ばなければなりません。平和は私たちの中にあります。
今、世界中の人が韓半島に注目していますが、韓鶴子総裁(真のお母様)はそこでお生まれになり、平和のために今日まで働いていらっしゃいます」と述べ、お母様を壇上にお迎えしました。
お母様は、ヨーロッパ大陸を中心とする天の摂理について約26分間にわたってみ言(別記)を語られました。その後、米国のヨランダ・アダムスさんの力強いゴスペルで会場の盛り上がりは最高潮に達し、大会は幕を閉じました。
ヨーロッパの祝福三世と記念撮影をされる真のお母様
真のお母様のみ言(要旨)
■真の父母により誕生した者が責任を果たす時
特にこの(ヨーロッパ)大陸は、天が準備された大陸と見ることができます。
イエス・キリストの十字架ののちに、イエス様は「また来る」と言われました。来るべきメシヤを待ちながら、聖霊(の役事)によって復活した使徒たちにより、キリスト教は出発したのです。
草創期には語ることのできない迫害を受けました。しかし、ローマ(帝国)で公認されるとともに、イタリア半島を中心として全ヨーロッパ大陸に、島国のイギリスにも伝播しました。イギリスを中心にした国々は、キリストの名で世界に進出し、大西洋文明圏時代を開いたのです。
ところが、キリストの本質が分からなかった彼らは、結局、利己主義、自国の利益を優先し…。本来の意図とは違って、結局、真の愛を与える運動ではなく、奪ってくる文化を築いて終わるようになりました。それゆえ私は、「人間の力では限界に達した」と言いたいのです。
本来、人間は、宇宙の主人であられる創造主・神様がどのようなお方かを知らなければなりません。そうしてこそ、全ての問題を解決できます。
メシヤが独り子として来られたので、再び来られて「小羊の婚宴」をするというのです。それならば、キリスト教文化圏は、再臨のメシヤの相対になり得る独り娘を誕生させなければならないでしょう。しかし、キリスト教文化圏が始まったヨーロッパ大陸は、そのような準備ができませんでした。
神様の摂理歴史の中で、(神様が)1度責任を下さったならば、その責任を果たせなかった人や民族を、再びお使いになることはありません。なぜなら、彼らには責任を果たせなかった蕩減が残っているからです。
それで、天は独り娘を誕生させることのできる民族を選択します。そうして1943年、東方、大韓半島に独り娘が誕生しました。この事件が摂理歴史の真実です。
真の父母様によって、創造主・神様が私たちの天の父母様であることを知りました。子供が慕わしくて捜してこられた6000年の長い歳月、恨の涙と苦痛の時間を歩まれた天の父母様のみ前に、真の父母により祝福子女として誕生した皆さんが、責任を果たす時です。
皆さんの先祖たちがキリストの名で世界に向かったように、皆さんが真の父母の名を掲げて、氏族のメシヤ、国家のメシヤとして世界を救う責任を果たせるよう願っています。