アジア・太平洋 世界平和青年学生連合創設大会
2017年6月13日 タイ・バンコク
アジア・太平洋 世界平和青年学生連合創設大会
2017年6月13日 タイ・バンコク
「世界万民のともしび、光、救世主に」
韓鶴子総裁がメッセージ
2017年6/13、タイ・バンコクのインパクト・アリーナに韓鶴子総裁(真のお母様)をお迎えして、「アジア・太平洋 世界平和青年学生連合(YSP)創設大会」が開催されました。天宙平和連合(UPF)とタイ教育省などが共催した同大会は、純潔運動による「社会問題の解決と健康な社会づくり」をテーマに掲げ、35か国から約1万2000人の青年・学生が参加。創設者メッセージに立たれた韓総裁は、「真の父母様によって開かれた太平洋文明圏時代の強い潮流に乗って世界に進んでいく時、皆さんは世界万民の前に、ともしび、光、救世主になります」と激励されました。
■プレプログラムから若者の熱気に包まれる
バンコク近郊の中学校、高校からも、多数の一般学生が集った同大会は、メーンプログラムに先だって行われたプレプログラムから、若者たちの熱気に包まれました。
統一武道の演武、「S!NERGY」(日本の大学生2人によるプレゼンテーション)、タイの青年の情熱あふれるスピーチに続き、タイにおいて21年にわたって行われてきた純潔運動が映像で紹介されました。挨拶に立った、同運動のディレクターを務めるジャクリン・イアムサムアン氏は、「純潔を守る人々によって、温かい家庭、社会、コミュニティーが築かれ、あらゆる社会問題を解決することができます」と熱く訴えました。
また、佐野忠國・YSP日本事務総長が日本の青年ダンサーを伴って「希望の世界へ」を英語で熱唱し、リトル・エンジェルスが「アリラン」と「正義の王」を清らかな声で歌い上げました。
「アジア・太平洋 世界平和青年学生連合創設大会」の参加者
(2017年陽暦6/13、タイ・バンコク)
■1万2000人の参加者が「純潔宣言」
メーンプログラムは、カモル・タナノパワン世界平和青年連合タイ会長が司会を担当。最初に、トーサック・マロムUPFタイ会長が、プミポン前国王(2016年10月、崩御)に奉献詩を捧げ、全体で「国王賛歌」(タイの王室歌)を歌いました。
YSPの紹介映像、タイ全土に広がる純潔プロジェクトの報告(UPFタイ会長)に続いて、プラジン・チャントーン副首相が「開会宣言」に立ち、「YSPの『家庭と社会のために生きる』というモットーに賛同し、今後の成功を祈念します」と述べました。その後、トーマス・ウォルシュUPF世界会長が「グッド・ガバナンス・リーダーシップ賞」を、タイ国を代表して副首相に授与しました。
ロバート・キトゥルYSP世界会長が、YSPのビジョンと世界各国での活動を紹介したあと、タイの青年男女2人が登壇。2人の先導により、「純潔宣言(①国と宗教と国王に忠誠心をもつ、②親孝行し、教師と恩師を尊敬する、③善なることのみを行う、④性倫理を守り、婚前交渉をしない、⑤他人を自分の家族のように愛し助ける)」を、全体で行いました。
会場から大きな拍手を受けて登壇された韓総裁は、創設者メッセージ(後述)を語られたあと、副首相と共にYSPの創設宣言に署名し、出帆を記念する銅鑼を打ち鳴らされました。
メッセージを語られる韓鶴子総裁
(2017年陽暦6/13、タイ・バンコク)
韓鶴子総裁のメッセージ(要旨)
本来、宇宙の主人は創造主、神様であられます。神様が天地万物を創造され、人間の先祖になり得る男性と女性を創造されました。そして責任と成長期間を下さったのです。その成長期間を通して正しく育たなければなりませんでしたが、先祖になる前に欲心が生じました。自己中心の気持ちをもったのです。そうして今日の、神様と関係のない人類をつくりだしました。
ですから、人間の本心は善を追求しても、戦争が繰り返されています。あらゆる関係で一つになることのできない、利己主義な個人と国々、それが私たちの目にする現状です。
それでも、全知全能の神様は創造の原則を立てられたがゆえに、勝利した人間の先祖になり得る人を待ち続け、約束どおり、4000年目にイエス・キリスト、独り子を送ってくださいました。その目的は、人類の真の父母になることです。
イエス様が真の父母の立場に立つためには、相対になり得る女性(独り娘)に出会わなければなりません。しかし、周辺の中心人物たちが責任を果たせませんでした。不幸にも、十字架の道を行かざるを得なくなったイエス様は「再び来る」と言われ、「『小羊の婚宴』をする」というのです。そうして天は、独り娘を誕生させることのできる国、アジアに目を向けられたのです。
■この道だけが、神様を中心とした地上天国を開くことができる
私は1943年に韓国で生まれました。ところが韓国は、1945年の解放とともに、南北で民主と共産に分かれたのです。無防備の状態だった南韓でしたが、天のご加護により、国連の16か国が参戦しました。きょう、ここに立っている独り娘が、成長期間を通して責任を果たすことができるように、タイの若者たちが、16か国の中に共にいてくれたのです。
メシヤは、人類の真の父母として、堕落した人類を祝福し、復活した神様の子女として進む道を開く、皆さんの父母です。宗教と人種を超えて真の父母と一つになるとき、人類は一つになることができます。
ここに集った青年たちが一つになり、真の父母様によって開かれた太平洋文明圏時代の強い潮流に乗って世界に進んでいく時、皆さんは世界万民の前に、ともしび、光、救世主になります。
この道だけが、アジアの希望であり、人類の願いであり、(この道によってのみ)天の父母様(神様)の夢がかなう、人類一家族、自由・平等・平和・統一、幸福な神様を中心とした地上天国を開くことができるでしょう。