WCSFの歴史
◆第1回世界文化体育大典(WCSF)
1992. 8. 19〜30、韓国
真の愛による心情文化世界の創建を目指す「世界文化体育大典(WCSF)」が1992年8月19日から30日まで、韓国・ソウルで盛大に行われました。
この大典は1988年に文鮮明師によって開催が提唱されたもので、人類大和合の道を探究する「総合文化オリンピック」です。
世界中から首相、大統領の経験者をはじめ著名な学者、宗教人、言論人、青年指導者などが集い、「科学の統一に関する国際会議」「世界平和教授協議会世界大会」「世界言論人会議」「世界平和のための頂上会議」「世界宗教議会」「世界平和宗教連合」「原理研究会世界学生総会」「ハンマダン体育祝典」「世界女性連合世界大会」で人類平和を実現するための方策について議論しました。
24日、文鮮明師は救世活動を効果的に推進するための世界平和統一連合機関として「世界平和統一堂」の創設を提唱されました。
◆第2回世界文化体育大典(WCSF)
1995. 8. 18〜27、韓国
「世界平和宗教連合・第3回世界大会」「第20回科学の統一に関する国際会議」「世界平和教授アカデミー・第6回世界大会」「世界平和連合・第3回世界平和会議」「第13回世界言論人会議」「世界平和女性連合・第2回世界大会」「第2回世界文化体育大典祝賀晩餐」「第2回世界ハンマダン体育大典」「世界平和青年連合・韓国大会」「第9回原理研究会・世界大学生総会」「第2回世界文化体育大典記念展示会」などが行われ、日本からも多数の代表団が参加しました。
◆第3回世界文化体育大典(WCSF)
1997. 11. 23〜30、米国ワシントンDC
1997年11月23日〜30日、「第3回世界文化体育大典(WCSF)」(米国ワシントンDC)に日本からも多くの人々が参加しました。その中で「第21回科学の統一に関する国際会議」「第7回世界平和教授アカデミー国際会議」「第4回世界平和宗教連合国際会議」「第14回世界言論人会議」「第3回世界平和青年連合世界大会」「第4回世界平和連合国際会議」など九つの国際会議、音楽会、バレエなどの文化行事、世界原理研究会を中心とする体育祝典などが行われました。
また28日には、「純潔同盟(ピュア・ラブ・アライアンス)」が主催した1万人の純潔行進大会が行われました。世界185か国を代表する若者が、米・国会議事堂前のナショナル・モールに集結し、ホワイトハウスに通じるペンシルベニア通りを、イースタン高校のバンドチームに先導されながら、両手にプラカードを掲げて大行進しました。
◆世界文化体育大典98(WCSF)
1998. 6. 11〜14、米国ニューヨーク
1998年6月11日〜14日、米国ニューヨークで行われた「世界文化体育大典98(WCSF)」に日本からも多くの人々が参加しました。
「世界文化体育大典98」(世界平和統一家庭連合インターナショナル=FFWPUIなど10団体が共催)の一環として「家庭と世界平和」をテーマにした国際会議が、12日に世界72か国から約200人の政治指導者、学者、宗教者を集めて開かれ、活発な議論が展開されました。
◆ 世界文化体育大典99(WCSF)
1999. 2. 4〜7、韓国ソウル
1999年2月4日から7日まで、「世界文化体育大典99(WCSF)」が韓国ソウルにおいて行われ、日本からも多くの人々が参加しました。
「世界平和連合」「世界言論人協会」「世界平和教授アカデミー」「世界平和青年連合」「世界平和統一家庭連合」「世界平和宗教連合」「科学の統一に関する国際会議」「世界平和女性連合」などの分科会、および全体会議が持たれました。また6日には、「世界平和超宗教超国家連合(IIFWP)」創設大会(韓国)が行われ、真の御父様が基調演説をされました。会議には、アルバート・レイノルズ元アイルランド首相、アレクサンダー・ヘイグ元米国務長官、ケネス・カウンダ元ザンビア大統領をはじめ、元国家元首ら900人が参加しました。
また、2月6日には「世界平和超宗教超国家連合」創設大会が、元国家元首をはじめ約900名の有識者を集めて開かれました。真の御父様はこの創設大会で、国連における「宗教議会」の設置を提唱されました。
◆ 世界文化体育大典2000(WCSF)
2000. 2. 9〜13、韓国ソウル
「国連の刷新と平和文化の建設」をテーマする国際会議「アセンブリ2000」が2000年8月17日から20日にかけてニューヨークで開かれ、世界100か国以上から約400人の政治家、宗教指導者、学者、言論人たちが参加しました。
18日には、インドネシア国連大使のマカリム・ウィビソノ氏を共同議長に、国連本部の第2会議場で開会総会が開かれ、ロバート・ビール前米共和党院内総務、エドワード・ヒース元英首相、オスカル・アリアス元コスタリカ大統領らがスピーチしたほか、|IFWP創設者・文鮮明先生が基調講演を行われました。その中で文先生は、国連を改革するために以下の4点について画期的な提案を示されました。
�@国益を超えて世界平和を求める宗教指導者たちによる超宗教議会を、国連の上院組織として設置し、国連を上下二院制にする
�A韓半島の軍事境界線を含む世界のあらゆる国境線・紛争地帯を、国連管轄下の平和地区にする
�B平和実現のため、国連上院議員としての超宗教大使を世界に派遣する
�C国連公認記念日として「真の父母の日」「真の家庭の日」「国連軍の日」を制定する
会議の最後には、これらの提案が、国連に対する|IFWPの正式な提言として採択されました。
◆ 世界文化体育大典2001(WCSF)
2001. 1. 26〜、アメリカニューヨーク
第7回目となる今回の大典には約700名が集いました。テーマは、国連が2001年を「文明間の対話の国際年」として宣布したことに合わせて、「文明間の対話と調和-家庭、普遍的価値、世界平和」でした。
何といっても今回のメーンは、ニューヨークの国連会議場で行われた「ワールド・ピース・ブレッシング」でした。
国連は、西暦2000年を「平和の文化のための国際年」に、さらに2001年からの10年間を「世界の子供たちのための平和と非暴力の文化の国際10年」に定めました。そして、今年2001年は、「国連文明間の対話年」に定められています。
現在、国連が打ち出しているこれらの指針は、既に1988年の時点で文鮮明師が提唱した大典のビジョンと完全に一致しており、文師の先見的なビジョンが今になって国連において認められるに至ったと言えるでしょう。
2001年を「文明間の対話の年」とする国連の決議は、1998年11月の第53回国連総会において採択されたもので、近隣諸国や欧米との関係改善に努めようとするイランが、ユネスコと共に「文明間の対話」を国連における重要討議事項にしようと働きかけてきたことによります。
この国連の指針を具体的に表現するための行事として行われたものが、この「ワールド・ピース・ブレッシング」です。この行事では、民族、文化、宗教の壁を超えた普遍的な価値としての「家庭」を取り上げ、世界中から集まった若いカップルたちが、国家および宗教の指導者たちの前で、理想的な家庭を築き、他者のために生きる子女を育てることを通して世界平和に貢献していくことを誓いました。
文師はこれまで、繰り返し文化と社会の核としての家庭の重要性を強調し、世界平和実現のためには愛、奉仕、神を中心とする家庭の建設が必要であると説いてきました。
現職・元職の国家元首、イスラム教、仏教、キリスト教をはじめとする宗教指導者たち、そしてI I FWPの創設者である文鮮明師ご夫妻の前に、210組の若者たちが、自国の伝統的民族衣装に身を包んで理想の家庭を築くことを誓ったこの式典は、文字通り超宗教・超国家的な行事であり、「文明間の対話」を促進する具体的な手法として、世界の指導者たちの支持と称賛を受けました。
◆ 世界文化体育大典2002(WCSF)
2002. 2. 〜、韓国ソウル
文総裁は「平和の根は真の愛に」と題して講演されました。「平和は、独りで存在するものではなく、その根を真の愛に置いています。自由と幸福の根が真の愛にあるように、真なる平和も、真の愛を成すことができなければ、成就することができないからです。真の愛の根源は神様にあります。真の愛の土台の上に平和が完成されるとき、その平和は真なる平和になるのであり、自由と幸福までも伴うようになるのです」と述べられた上で、私たちが真の平和を実現するために備えるべき条件として、
(1)心身統一
(2)ために生きる生活と人権の尊重
(3)真の家庭の実現
(4)公金横領の禁止
——という4点を挙げられました。
最後に、エレノア・ルーズベルト法律平和研究所のニコラス・キトリー博士とジェイムズ・マンチャム・セイシェルズ共和国初代大統領が、ご夫妻のご聖誕日を記念して、文総裁をノーベル平和賞候補としてノミネートすることを宣言し、その推薦文をご夫妻にささげました。
また、2月16日「世界文化体育大典2002」のメーン行事である「4億組3次国際合同祝福結婚式」が、ソウルのオリンピック公園フェンシング競技場で開催されました。式場は海外からの参加者4000人を含む約3500組の新郎新婦と祝賀客ら1万2000人によって埋め尽くされ、文鮮明師ご夫妻の祝祷と共に、来賓や宗教指導者から祈祷を受けた新郎新婦たちは、真の愛の実践によって真の家庭を完成することを固く誓いました。